滋賀県にある保護犬猫シェルター「エンジェルズ」を支援するためのチャリティーオークションを開催しました。

 マスコミなどでもしばしば取り上げられてご存じの通り、愛玩動物の殺処分は近年減少傾向にあるとはいえ、まだまだ多くの犬や猫たちが、人間の勝手な都合で処分されているのが実情です。滋賀県にあるNPO法人「エンジェルズ」では、各地の保健所から捕獲された犬や猫を譲り受け、譲渡会などを通じて年間に数百頭を里親に届けています。しかし、恒常的な資金不足に加え、年末年始は人手不足のため、救済事業が滞りがちとなります。その結果、悲しいことに保健所の殺処分が急増してしまいます。そこで、殺処分をほんの少しでも減らそうと、犬猫好きの有志が資金集めの「持ち寄りチャリティオークション」を企画しました。

特定非営利法人 動物愛護団体エンジェルズ 

NPO ワールド・チルドレンズ・ファンド・ジャパン

向島大漁 

12月18日に、芸者衆が行き交う向島のふぐ割烹の名店「大漁」の二階大広間を舞台に、30人ほど有志が、不要の「お宝」を持ち寄ってオークションをしました。和気藹々とした雰囲気のなかで田辺アートの田辺一宇さんの仕切りによって、次々に落札され、その総額はおよそ57万円にもなりました。この浄財は、ワールドチルドレンズファンドジャパンを通じて、エンジェルズに寄付されます。

 写真は、エンジェルズからやってきた籔内家の迷犬たちです。

 



木彫「ひとまちじゃむ」